エアロビクスは続かなかった
更新日:1月23日
2024/1/22
前回までのブログで,
私が体力低下と腰痛で,仕事も生活も困っていた時に,
エアロビクスエクササイズを通して,よい状態になった,という話をしました.
しかし,このよい状態は長くは続きませんでした.
作業科学を学ぶためにロスアンジェルスに留学し,それをきっかけに,
生活環境が変化し,私は新しい挑戦に遭いました.
「さあ,どうする?」というのが今日のお話です.
エアロビクスは続かなかった
私は南カリフォルニア大学に留学しました.
かっこよく言えば,私は歴史のある学術的な環境で希望に
燃える留学生でした.
しかし,実際は,言葉の違いに苦労し,勉強に悲鳴を上げていました.
私はクラス以外にも,毎日ほとんどの時間を図書館や自室の読みもの,調べもので過ごし,課題に悩み,よく落ち込んでいました.
留学前のエアロビクスで作った「運動の習慣」は,私の生活から完全に消えていました.
私の体力はどんどん低下し,再び腰痛が起こるようになりました.
私は有酸素運動とストレッチが必要だとわかっていても,
エアロビクスに行く時間はとれませんでした.
勉強で忙しいスケジュールの合間に簡単にできるエクササイズを探しました.
私はスポーツ好きではありません.
ジョギングを選び,近所で始めましたが,腰痛が起こって,続けられませんでした.
ジョギングは腰に負担でした.
そこで,腰に負担の少ない散歩とス
トレッチを選び,ストレッチと近所の散歩を始めました.
【ロスアンジェルス留学中,散歩中の私.】
午後夕方5時になると,勉強を止め,外に出ました.
私はいつも課題が進まず苦労し焦っていましたが,屋外で新鮮な空気を吸うと気分が変わります.
歩くと,課題のために焦っていた気分も少し落ち着きました.
とにかく気持ちがいいのです.
私はこの新しいルーチンがすっかり気に入りました.
散歩は私を苦しめる課題からの不安やストレスから逃げるための
立派な言い訳となり,楽しみになりました.
やがて腰痛は起こらなくなりました.
歩いていると,机の前では思いつかない新しい考えが浮かんできました.
課題の悩みが軽くなると,
もっと研究に集中できるようになりました.
この新しいルーチンに感謝,感謝でした.
私は,夏は夕食後に,冬は夕方の早い時間に続けました.
散歩は私の留学生生活を支えてくれた大事な意味のある作業になりました.
私は散歩をアメリカでの新しい学生生活になくてはならない部分
にしていったのです.
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