新年を祝う
- odawaraetsuko1
- 6月16日
- 読了時間: 2分
2025/06/16
皆さんはどのように年末年始を過ごしますか?
子どもの頃はどのように過ごしていましたか?
友人の加代さんに年末年始についてインタビューで話してもらいました。
加代さんは年末年始は年中行事の中で最も重要なものであること,
彼女が成長するにつれてその過ごし方は変化していることを話してくれました。

初詣のイメージ写真

初詣後の加代
加代は20代後半の女性で,常勤の作業療法士です。東京に実家暮らしです。
加代が子どもの頃,加代の家族は年末に父方の親戚が住む青森に帰省し,祖父母の家で年末年始を過ごすことを習慣にしていました。大晦日に祖父母たちと年越しそばを食べ,家族で神社に初詣に行き新年を迎えました。正月には,親戚の大人子どもたちが新年を祝うために,大勢祖父母の家に集まってきました。新年のごちそうを食べ,酒を飲み,近況を話し合いました。歌や踊りも出て来てにぎやかに一日が過ぎて行きました。大人たちは前の年を振り返り,思い出を話し,近況を話していました。新しい年を迎えて,健康,幸せを祝福し合っていました。そのそばで,子どもたちは,走り回り,ゲーム遊びに興じていました。加代はこの年末年始の集まりに両親と参加するのを毎年楽しみにしていました。
しかし,加代が成長するにつれて,加代の家族が年末年始に青森に行くことはなくなり,東京で年末年始を迎えるようになりました。加代は東京の年末年始も大好きです。両親,母方の祖父母と年越しそばを食べて,昔のことや近況を話しました。それから神社に初詣に行きました。家族が揃って新年を迎えたことを神様に感謝しました。家族と親戚全員の健康と幸せも祈願しました。家に帰ると,お節料理で新年を祝いました。年末年始の間,ゲームやおしゃべりをしながら,一年で最もゆっくりした家族の時間を過ごしました。
しかし,加代が病院で働き始めてからは,年末年始の出勤のため,家族と初詣に行けないことがあります。後で,休みの日に一人で神社に行きますが,家族で行く時のようには新年を迎えたという実感がなく,寂しく感じました。
加代は家族と初詣に行くことが自分にとって特別なことであることに気づきました。
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