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水かけ祭りで新年を祝うという作業

  • odawaraetsuko1
  • 5月19日
  • 読了時間: 3分

前回は友人のMoe Ooが話してくれたミャンマーの水かけ祭りの思い出について書いた。水かけ祭りは新年を祝うミャンマーの国民的お祭りである。この時期は家族親戚が集まって、新年を祝い、みんなのために祈り楽しく過ごす。海外で生活するMoe Ooは、ミャンマーで家族や親せきと過ごしたよき日々を懐かしみ、ミャンマーに住む親せきと電話で新年のあいさつを交わす。作業の見方を通して、この水かけ祭りという作業を以下の側面から分析しましょう。

水かけ祭りという作業の形態

その作業の機能

その作業の意味


まず、Moe Ooがどのように水かけ祭りの時期を過ごしてきたのかを、想像してみましょう。

ティンジェン祭りのイメージ
ティンジェン祭りのイメージ

状況:Moe Ooはミャンマー出身、30代女性、カリフォルニアの大学院でエンジニアリングを専攻する留学生である。


この作業の形態:ミャンマーでは4月中旬に10日間の大型の休暇シーズンがあり、水かけ祭りで新年を祝う。市内に祭りの会場が設置され、人々は水をかけあう。また、食べたり飲んだりバンドに合わせて踊ったり、にぎやかに過ごす。Moe Ooが子供のときは弟と水かけを楽しんだ。一方、大人たちは寺で新年の儀式に参加していた。その後、Moe Ooは、広場で家族と楽しく過ごした。さらに、Moe Ooの家には家族親せきが集まり、新年を祝う。母親はそのために伝統的な団子やいろいろな食べ物を準備していた。最近ではMoe Ooは海外生活が長く、新年も海外で過ごすので、ミャンマーに住む親せきに電話で新年のあいさつをし、近況を話し合う。


この作業の機能:水をかけることは良い運を呼び込みむと言われる。新年に人々は水をかけ合いで、良い運を呼びこみ、新年を祝う。それに加えて、おいしいものを飲み食い、踊り、楽しく過ごすことによって活気づけ、お互いの幸運を祈る。家庭には、家族親戚が集まり飲み食いを楽しみ、近況を話す。ここでも、互いに良い運、幸せを祈って、一体感を高める。所属感を満たし、安心する。アイデンティティーを確認する。Moe Ooは、水かけや新年の集まりに参加できないので、この所属感を満たすために親せきに電話をかけ近況を話す。



この作業の意味:水かけの文化的社会的意味には、悪運を洗い流し、良い運を呼び込むという意味があり、伝統的な仏教の影響があると言われている。同様に、川や池に魚を放す儀式にも良い運を新年に呼び込むという意味がある。つまり、新年に広場で水かけをするのには人々が新年に幸運を祈り合うという意味がある。お祭りで食べ、飲み、踊りを楽しんで新年の祝福を盛り上げる。さらに、この期間に日ごろは離れてくらす家族親戚が集まり、食事をともにし、近況を話すことには、互いの幸せを祈り、互いのつながり、家族やコミュニティーへの所属を確認するという意味がある。Moe Ooは、海外にいるので、家族親戚に会って幸運を祈り合うことができないが、電話であいさつすることで、十分とは言えないが、所属感を確認している。            

 
 
 

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