ティンジェン水かけ祭り
- odawaraetsuko1
- 2 日前
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友人のMoe Ooにインタビューをして、彼女にとっての大切な作業について聞きました。Moe Ooは仮名ですが、ミャンマー出身の30代女性、今はカリフォルニアの大学院でソフトウェアエンジニアリングを専攻しています。彼女は、ミャンマーの新年のお祭りMyanmar Thingyan Festivalの思い出について話しました。
Myanmar Thingyan Festival は4月中旬に旧暦の新年を祝う祭りで、ミャンマーで最大のお祭りです。水かけ祭りとも呼ばれ、900年以上の歴史があります。Moe Ooは幼い頃お祭りが来るのでワクワクしていたのを覚えています。この旧正月とThingyan Festivalの時期は官公庁、会社、学校は10日間休みになります。離れてくらす家族たちは故郷に集まり、新年を祝うために訪問し合います。
水かけ祭りは4日間続き、市内の数か所にそのための特設会場が設けられます。この祭りの特徴は、誰にでも水をかけることです。通りかかりの人には誰にでも、路上でも、車からも水をかけます。Moe Ooも子供の時は弟と広場でバケツやホースを使って,だれにでも水をかけて大いに楽しみました。水をかける人もかけられた人も両方とも微笑み、幸せそうに楽しんでいます。これは伝統だから、たとえずぶぬれになっても、文句を言う人はいません。Moe Ooも12歳までは広場で水かけを楽しんでいました。
水かけ祭りはミャンマーの伝統に影響されています。水かけには,悪運を清め,新年によい運を呼びこむという意味があります。他の新年を祝う祭りには、川や池で魚を放す儀式もあります。これには、自分の手に握りしめず、手放すことが良い運を呼ぶという意味が込められています。子供たちが広場で水かけに興じている間、大人たちは寺院の儀式に参加し、新年のお祈りをします。Moe Ooは、12歳から両親とお寺に行くようになりました。
水かけを終えると、Moe Ooは昼ご飯のために家に帰りました。家では、母親が新年の伝統的な食べ物であるいろんな種類のお団子を用意していました。Moe Ooは、母親が作った甘いコメ粉のお団子が大好きでした。
Moe Ooの母には姉妹がたくさんいましたが、みんなMoe Oo家族とは離れて暮らしているので、新年を一緒に祝うためにMoe Ooの家を訪問しました。みんなはおしゃべりしては近況を報告し合い、家族みんなのために祈りました。Moe Ooは、叔母たちとその家族たちといるのが楽しくてしかたありませんでした。後にMoe Ooが成人すると、弟は母親とは遠く離れて、自分の家族とくらしていました。母親は、弟家族が新年に訪問するのを本当に楽しみにしていました。母親は、弟の大好物であるチキンの料理を作ってあげられるのをとても喜んでいました。
水祭りの午後には、Moe Ooは家族と祭りの会場に出かけました。会場は人々が食べたり、飲んだり、バンドに合わせて踊ったり、大変賑やかでした。人々は、新年を祝う有名な歌手のパフォーマンスも楽しんでいました。Moe Ooは父、母、弟と一緒にいくつもある会場を次々に訪れて、踊りや音楽を楽しみ、知り合いに会えば挨拶して過ごしていました。Moe Ooはとても幼なかったけど、家族と一緒に新年を祝っているのがとてもうれしかったのを覚えていています。
今は、弟はミャンマーに暮らし、Moe Ooはカリフォルニアです。彼女は長く海外生活を続けています。ミャンマーで新年を祝ったのは6年前が最後です。その時は、子供や大人たちが広場で水をかけたり、音楽やダンスをするのを見て、4日間を過ごしていました。彼女は海外に住んでいるので、新年も海外で迎えます。いつも今年のように、水かけ祭りの時期にミャンマーから離れているので、寂しく感じます。そこで、彼女はミャンマーに住む親せきに電話で、新年のあいさつをし、親戚とその家族の近況を知るのが楽しみです。


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