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書道

  • odawaraetsuko1
  • 8月4日
  • 読了時間: 2分
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由紀の写経した作品




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                書道のイメージ写真 


書道

皆さんは,書道に興味がありますか?  

私の友人の由紀がインタビューで書道の経験について話してくれました。由紀は,「書道は集中すること,積み重ねることであり,私の成長です。」と話しました。

由紀は,20代前半の女性です。小学校入学の頃に近所の書道塾に通い始め,大学を卒業するまで,学校のクラブやサークルで続けてきました。由紀がもっとも書道に打ち込んだのは高校時代です。授業の後に,書道部の部室で,古典作品をお手本に繰り返して真似る練習をしていました。作品展に出すために書くこともありました。書道のパフォーマンスのために他の部員と大きな作品を書くこともありました。

書いている間,由紀は書字以外のことは考えず,書くことに集中します。うまくなるためには書くことに集中しなければなりません。毎日毎日同じ文字を練習しているうちに,上手に書ける日もあり,うまくいかない日もあることに由紀は気づきました。書くことを通して由紀は自分が変化していることを学びました。彼女はコツコツと繰り返し書くことは書くスキルを積み重ねることだと言いました。同じお手本を繰り返し書いている間に,字がうまくなっているのを見つけると,由紀は達成感そして充実感を経験しました。由紀は練習を通して字がうまくなるだけでなく,人として成長していることに気づきました。これは,彼女の喜びになり,それまではなかった自信になりました。

高校卒業後は,以前のように頻繁に書道をすることはなくなりましたが,書くことは由紀にとっていつも大切な作業です。由紀は日常生活に起こった心配や問題から不安になり,落ち着かなくなることがあります。その時は,写経(仏教の経典を写すこと)をしたり,悩み事を書き出しています。書くことに集中すると,「自分はこうやって一個のことを成し遂げてきたぞ」と,力が生まれてきます。それまでの不安が消え,気持ちが落ち着き,自信が湧いてきます。

字を書くことに集中すると,由紀は気持ちが落ち着いて,抱えている問題や状況に向き合うことが可能になります。問題を整理して,立ち向かえるようになります。過去の自分を振り返ることも可能になります。

今では,書道に限らず,手を使って文字を書くことが,由紀の日常生活で行っている重要な作業です。スマホのタイピングとは異なり,手で書くことに集中すると,落ちつき,心を調えて,現実の生活にある心配や問題に対処できるようになるのです。







 
 
 

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